広尾地区

広尾地区情報

もともと広尾は「樋籠」(ひろう)と記され、広大な原野であったという。「広尾原」とも呼ばれた。現在の港区と渋谷区に跨る広域地名であった。

江戸時代初期までは下渋谷村の一部であったのが、1664年に町屋の起立が許され渋谷広尾町が発足。その後1713年に江戸町奉行の所管になった際に麻布側にも麻布広尾町が発足する。なお、渋谷広尾町は現在の恵比寿駅前と渋谷橋周辺、及び広尾駅周辺に点在していた。
1870年、渋谷広尾町は渋谷広尾町・渋谷上広尾町・渋谷下広尾町に三分割され、翌1871年に東京府豊島郡に編入されるが、1878年には郡区町村編制法施行に伴い東京府麻布区に編入される。1889年の市制・町村制施行に伴い渋谷広尾町・渋谷下広尾町の全域及び渋谷上広尾町と麻布広尾町の一部が南豊島郡(1896年より豊多摩郡)渋谷村に編入され、同村の大字となる。一方、渋谷上広尾町の残部と麻布広尾町の大部分は東京市麻布区に編入され、1891年に麻布区の渋谷上広尾町は麻布広尾町に併合された。
また、1911年麻布区に新広尾町が起立するが、この範囲は天現寺橋から麻布十番に近い一ノ橋までの古川両岸の地域で、本来の広尾とは別物である。ただし、麻布広尾町の住人の手により起立した町といわれ、地番も麻布広尾町の続き番号となっていた。
なお、渋谷町(1909年町制施行)は1928年に町内の11大字を廃止して新たに66町を設置したが、広尾の名前は新設の元広尾町が受け継いだ。

このため、住居表示実施以前は、現在の渋谷区広尾五丁目付近が「元広尾町」、現在の港区南麻布五丁目付近が「(麻布)広尾町」であった。港区南麻布四丁目に広尾神社がある。

出展:Wikipedia


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