苦楽園地区

苦楽園地区情報

苦楽園(くらくえん)は、兵庫県西宮市の一地域の名称である。同市の北中部から西部に至る地域を示し、苦楽園一番町、苦楽園二番町、苦楽園三番町、苦楽園四番町、苦楽園五番町、苦楽園六番町と分かれている。

同じ西宮市内の香櫨園など「園」がつく地域と合わせて西宮七園として高級住宅街の一つにも数えられる。市境を挟んで西隣には同じく高級住宅街である芦屋市の六麓荘町がある。

六甲山の南斜面の海抜200m前後の部分に位置し、地域の上下で高低差が大きい。その分眺望は開けていて、阪神間から大阪中心部にかけての地域、遠くには大阪湾を隔てた泉南の夜景を見ることが出来る。

なお、1924年に開業した阪急甲陽線には翌1925年に苦楽園口駅が設けられたが、苦楽園と称される地域よりも1kmほど南東の坂下にある夙川公園の北端に設置された。駅からは徒歩20分程度も急坂を登らなければならない。

元々、山林のみのこの地域であったが、1911年より、別荘地として先に開発が行われることになった。名前は開発に携わった中村家の家宝、苦楽瓢という瓢箪に因んでいる。

ほぼ同時期、この一帯からラジウムを含む温泉が発見され、保養地としても脚光を浴びることになる。1914年に山開きが行われ、1919年には阪神間における住宅開発などを手がけてきた西宮土地の保有となり、宿泊施設がいくつも立ち並ぶ観光地になったといわれている。しかし、1938年の阪神大水害で湯が枯渇し、それによって観光地としての苦楽園の歴史は幕を閉じ、以後は住宅地として開発が行われた。

出展:Wikipedia


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